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人財育成支援

選択理論とは 人はなぜ、どのように行動するか?
選択理論をお薦めします。

岡山トヨタ自動車株式会社 (岡山県)
代表取締役社長 梶谷 俊介様

選択理論との出会い

クォリティマネジメント研修を導入したそもそものきっかけは、2000年1月に公開講座を受講したことでした。当時は、副社長という立場で、いずれはこの考え方を社内に導入し、双方向のコミュニケーションの不足と、社員の動機づけへの行き詰まりを打開したい、と考えていました。この公開講座で選択理論とロールプレイ、そしてコミュニケーションやリーダーシップ、セルフコントロールについて体験学習を通して学び、社内のコミュニケーションの改善と社員の自発的な動機付けのために大変有意義だと感じました。
そして、約2年後、社長就任を機に導入を決め、拠点長の希望者のみで、しかもいくばくかの参加費を徴収して学習を始めました。このような形式で募ったのは、自発性を学ぶ学習を強制で実施することはどうか、と思ったからです。結果的に9名の拠点長でスタートしましたが、自ら学びたいと思う人が学んだ結果、研修終了後も自発的な学習グループとして、社内で月1回の実践的な学習会を開いてます。

選択理論を学習して

選択理論を学習して、気づいたことは大きく2点あります。1つは、コントロールできるのは自分の思考と行動のみであること・・・言われてみれば自明のことですが、現実には他人をコントロールしようと悩んでいることが多いことに改めて気づきました。また、自己評価を促す質問が、自己の選択もより良いものへと導くことになるということは、重要な気づきでした。
研修を通しての気づきとしては、今までのマネジメント手法が間違っていたこと、グループディスカッションが、お互いの気づきと認識の確認のために効果的ということ、そして、自分自身を客観的に自己評価できるようになった、ということです。
自分自身の気づきを通して、研修を受けた方たちには、まず、部下の話を聴けるようになることを期待しています。聴くことから始め、今までの一方的な指導から、部下に対し的確な質問をし、自己評価と解決策を引き出すリードマネジメントへと変わり、結果として上司と部下の信頼関係の強化、さらにその結果として、成果の向上がもたらされることを期待しています。クォリティマネジメントを学習し実践することで、この期待は単なる期待ではなく実現可能な目標に変えることができると考えています。